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国内インターンシップ(社長カバンもち体験)

社長に一日密着インターン!自分に足りないものや、やりたい仕事のこと。もっと鮮明に見えてきた。 体験者:植田 奈央子(うえだ なおこ)。カバンの持ち主:株式会社ディーエスピーリサーチ 中西社長

訪問した会社

会社名
株式会社ディーエスピーリサーチ
所在地
兵庫県神戸市
業務内容
通信機器及び無線機器の総務省登録認証・認定機関。および同機器の検査・測定・評価試験機関。
主なクライアントは、大手日本メーカーと大手海外メーカー。

活発に発言される若い社員さんにびっくり。

「何の話なのかさっぱり分からない・・・。」これが朝一番から始まった社内会議に出席したときの、私の正直な感想。
株式会社ディーエスピーリサーチは、電波法や電気通信事業法に基づいて登録認定や証明を行う会社で、社内には多くの電子機器が並んでいる。同社の中西社長に、今日一日同行させていただくのだ。


私は、専門用語が飛び交う会議のなかで、とにかく目と耳を最大限に働かせていた。しばらくして気がついたのは、若い社員の方々が、どんどんと自分の意見を話していることだった。あんなに歳上の人とでも、堂々と議論できるなんてすごい・・・。


そのことを後から中西社長に話すと、「一人ひとりが責任感をもって取り組んでほしいから、若い人にもどんどん仕事を任せるし、意見が言える雰囲気を大切にしているんですよ」とのこと。会社ってもっとピリピリした雰囲気なのかと思っていたが、ここは私がイメージしていたものとはかなり違っているようだ。

社会に出てから学ぶこともたくさんあるんだ!

もうひとつ驚いたことがある。
最先端の電子機器を扱う会社なので「理系の勉強をしていないと採用されないのですか?」と質問すると、それもまったく違っていた。理系の人はもちろんいるが、法律に強い人や文系出身の人もたくさんいて、みんな入社してから勉強しているらしい。午前中の会議で話されていた難しい会話も、会社に入ってから蓄えられた知識や経験だったのだ。


「新入社員が、僕は英語が話せないので英会話学校に行きますって言うから、仕事のなかで勉強できるから止めなさいって言ったんですよ」中西社長が説明してくださった。その人は、1~2年経った今では普通に英語を話しているそうだ。


海外支社との電話会議では、社長が流暢な英語でジョークを言ったり、技術的な話をされていたが、私が理解できたのは本題に入る前の雑談くらいなもの。皆さん格好いいなぁと思うと同時に、「自分も、もっともっと英語を話せるようになりたい!」と強く思った。


もっと自分の力を身につけたい。

私は将来、海外で報道の仕事に就きたいという夢があって、グローバルな雰囲気の職場を見てみたいと思い、「社長カバンもち体験」に応募した。
今回の体験により、英語を使って仕事をすることにますます興味が湧いてきたが、気がついたことがある。
それは、英語がコミュニケーションの道具であるということ。
当たり前のようだが、相手の言いたいことを理解すると同時に、自分の伝えたいことをしっかりと伝えることができてこそ、英語を使いこなしていることになる。
今までの私は間違えるのが恥ずかしくて、あまり自分から話そうとしていなかった。もっともっと、自分から話すことに慣れていかなくては・・・!


そして、自分の知識がないことも実感させられた。電子機器を見学しながら社員の方と話していたときに、「海外でこんな法例が出たの知ってる?」と聞かれて答えることができなかった。普段からニュース番組は結構見ているつもりだったが、自分の知っている世界がまだまだ狭いことに気がついた。


念願のCUBEに入学できた時に、この4年間は手を抜かずにしっかり勉強しようと決めた。その気持が改めて私のなかで大きくなった一日だったと思う。
お忙しいなか、私のために時間を割いていただいた中西社長をはじめ、社員の方々に心から感謝しています。どうもありがとうございました。


1日のスケジュール

10:00 定例会議に参加。11:00 国際プロジェクトの会議に参加。11:30 海外支社との電話会議に参加。12:30 社長や社員の方5~6人とランチ。15:00 社内見学・社長に、感想を伝えたり質問をする。17:00 退社。

「社長カバンもち体験」から自分に起こった変化は?

  1. 積極的に英語を話そうと頑張っています。6階のEnglish Only Zoneに行って、ネイティブの先生に質問をしたり、海外ドラマの話をしたり。自分が話したことに対して相手の意見を聞いて、また返す・・・。「伝わった!」と思う瞬間がやはり嬉しいですね。
  2. ニュース番組を見て分からないことは、父親にたくさん質問するようになりました。「最近、いろんなこと聞いてくるねぇ」と父は驚いているみたいです(笑)。
  3. 交流会で外国人の友だちができました。英語が話せるドイツ人の女の子で、彼女は日本語を学びたいので、お互いに教え合いながら遊びに出かけたりしています。

あなたにとって、CUBEとは?

「自分から動く」雰囲気が好き
他の大学に通う友だちにびっくりされるのですが、CUBEでは授業をさぼって遊ぶという感覚はないし、宿題もたくさんあります。でも、毎日が楽しいし、自分で考えていろんなことにチャレンジできる雰囲気がいいなと思います。
この4年間は頑張ると決めた
特別留学コースにどうしても入りたくて、公募制推薦入試ではTOEICの点数が足りず、一般入試で受験しました。高校時代は英語が苦手だったので「入学できても、入ってからしんどいよ」と親に反対されましたが、頑張って良かった。合格できたときの喜びと親への感謝を忘れないように頑張るつもりです。
きれいな校舎と設備も、ちょっと自慢したくなる
校舎がとてもきれいだし、一人ずつにロッカーが用意されていたり、パソコンなど最先端の設備が揃っているので恵まれていると思います。家族にも学校の話をよくしますが、大学生の兄や姉が「大学じゃないみたい!」と驚いています。
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