CUBEは今までの大学ではできなかった教育を実現するために創られた新しい学部、教育改革、人物教育の現場です。
「自ら学び、共に学ぶ」「自ら考え行動する」は、CUBEスタイルと言われ、学生だけではなく、教員も職員も、共に学ぶ仲間となります。最も大事なことは、カリキュラムでも校舎でもなく、共に学ぶ学生と教職員の姿勢です。一方的に専門知識を提供することが、教師の真の仕事ではありません。

学生は「未来は変えられる」と信じ、学ぶ姿勢や学んだことを活かす志を持ってほしい。そして大事なことは、教員の人格・資質。CUBEに相応しいと思えない教員がいれば、厳しく批判してください。それが、CUBEのため、CUBEで学ぶ学生のためです。
平生先生の名前を冠したCUBE。最後に、平生先生の言葉を紹介したいと思います。

「学校教育の革新は、教育者自身の反省と自覚から始まらなければならないわけである。・・・学生、生徒を正しく導いてゆくには、何よりまず先生の質をよくすること、先生の心掛けを根本的に矯正することが必要になってくる。先生の方でただ月給を取って、教えるだけのことを教えればいい、・・・という消極的な態度・・・。これでは学生を導こうという熱意は永久に現れないであろう。ことに教育家の資格として、第一にあげるべきは公平無私な人格である」