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CURRICULUM 人を育てる仕組み

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海外留学プログラム

現地で経済・経営を学ぶ!一流の人たちに出会い学んだ人としての魅力。 体験者:春名 成彦(はるな しげひこ)、特別留学コース。留学先:アメリカ ニューヨーク州立大学バッファロー校

留学情報

留学期間
2010年8月~2011年5月
2011年5月~7月
選択した授業
前期:Microeconomic Theory(ECO405),Written English 1(ESL407),Principles of Marketing(MGM301),Introduction to Computer and Statistics(MGQ201)
後期:Urban Economics(ECO421),Written English 2(ESL408),Entrepreneurship and Small Business(MGO330),Urban and Environmental Planning(PD212) 付属プロジェクト:シンガポールでのサマープログラム(アジアインターナショナルビジネスとブランディングの授業、企業訪問)と上海で企業訪問

アメリカ人学生に揉まれながら、経済・経営を学ぶ。

Q
語学留学ではなく、現地の学生と一緒に授業を受けるんですね?
春名

はい、一部は留学生向けの英語授業もありますが、ほとんどはビジネス系の通常の授業に参加します。最初は、アメリカ人の前で単語を発音するのも恥ずかしかったけど、ずいぶん鍛えられました(笑)。
語学力はそこそこ身につけて行ったのですが、日本にいる英語の先生が手加減して話してくれるのと、学生同士が話すのではスピードも発音もぜんぜん違うので。

Q
雰囲気に慣れてきたのはいつ頃ですか?
春名

前期の授業が9月から始まって、11月頃かな。教科書を中心に基礎的な知識を学んで、それをまとめる形でいろんな課題が出始める時期です。それぞれの授業で、エッセイを書いたり、プレゼンしたりと忙しくなってくるので、それで実力がついてきたんだと思います。

Q
苦手だったのは?
春名

プレゼンですね。発表する内容は事前に原稿を作っておけばいいのですが、その後で質問されたことに、とっさに答えないといけない。特にアメリカ人学生はするどい質問してくるんですよ(笑)。
「このグラフを入れたことで意味が分かりにくくなっている。なぜ入れたの?」とかね。しかも、こちらが曖昧に答えると、余計に突っ込まれる。「それ、曖昧だから答えになってないよ」みたいな感じで(笑)。

日本人はプレゼンが下手だねと、先生にも言われました。悔しいけど、アメリカ人は上手いんです。僕たちが均等に話題を配分して説明するのに対して、彼らはメリハリをつけてスピーチすることができる。だから、わかりやすい。ただ、「日本人の君に期待してる。」という言葉を教授にかけてもらい、絶対に苦手を克服しようと思いました。

Q
それは教育の違いなんでしょうか?
春名

そうだと思います。子どもの頃から「違いを大切にしろ」と言われるらしい。日本では、みんなと同じに合わせる方がいいという価値観があるけど、ぜんぜん考え方が違うんです。
彼らは個人の意見を大切にするし、自分がやりたいことをやるという考え方。
たとえば、数名のチームでプロジェクトを分担する時に、日本だとお互いに気を遣って選べなかったりするけど、各人が「僕はこれやりたいからやるよ」と手をあげたりする。気持ちいいなと思いました。
まぁ、もちろん逆の弊害もあったりするんだけど、そこにはリーダーシップが必要になることも学びました。

念願の都市経済学を学ぶ。CUBEの視点を生かしながら。

Q
いろんな面で鍛えられましたね。でも後期の授業ではクラスでトップだったとか?
春名

はい、都市経済学で。前期でいろいろ失敗したり、負荷がかかったお陰かなと思います。この授業は、1人で15分間のプレゼンとかがあって苦労しましたが、ずっと勉強したかった分野なので一番楽しかったです。
都市って、どこの国でも人口の大半が集中する場所じゃないですか。だから、たくさんの問題もそこから発生しているはずで、それを研究してみたかったんです。
それと平行して、都市計画の授業も取っていました。バッファローは建築学でも優れている学校なんです。

Q
都市経済学、マーケティング、都市計画を選んだ理由は?
春名

都市経済学は原因をさぐるための分析手法みたいなもの。でも、分析だけでは解決策は得られないんです。
分析した上で、都市計画の視点をもって、マーケティングで変化を加える。そこまで学んでこそ、ゴールに近づける。だから、その3つが必要なんです。
これって、実はCUBEの学び方そのものでもあるんです。

Q
それが「経済と経営を一緒に学ぶ」意味ですね?なるほど、納得しました。
春名

そうですか(笑)。でも、本当にそうなんです。
例えば、経済学部と経営学部、社会学部の学生が議論しても、お互いに相手の視点が分からないと議論にならないですよね。全体を見渡せないとだめで、だからマネジメント創造学部なんです。必要な視点をマネジメントして、今までにない次元のものを創ろうとするのがCUBEの考え方なのかなと思います。

僕に大きな影響を与えてくれた、一流といえる人たち。

Q
この留学で一番の成果は人との出会いだったそうですね。
春名

本当にいろんな人と出会って助けられたんですが、特に印象深かった3人がいます。

1人は、バッファローの学生。ニューヨーク州の貧困層の多い地区に住んでいる人です。
彼女はものすごく優秀で、本当はコロンビア大学に学費全額免除でいけることに決まったんだけど、実家を離れて寮に入ると生活費が出せないということで、諦めてバッファロー大学に来たんです。ものすごく行きたかった学校なのに。
それだけ優秀なのに謙虚な人で、僕のエッセイなんかも見てアドバイスをくれたりする。その人間性に学ぶことが多かったし、同時に自分の恵まれた環境に本当に感謝しました。

2人目は、イタリアを旅行したときに出会ったデザイナーの男性。今着ている皮ジャンはその人の店でかなり安くしてもらって買ったものです。それがきっかけで、街を案内してもらったり、家に招待されてご馳走になったりと世話になりました。
彼は学業はあまり得意ではないらしいけれど、他の分野でこうやって一流の仕事をして生きている人がいる。直に接することで刺激を受けました。

3人目が、ニューヨークでNPOのスタッフとして働くアメリカ人男性。
地下鉄での何気ない会話から連絡先を交換し、貧困層の人たちや、一度刑務所に入ってしまったことで仕事に就けない人たちの面倒を見ている人です。ニューヨークという街の光が当たる部分と、その影で生きる人たちについて教えてもらいました。

この3人に出会って感じたのは、本当に能力のある人たちは視野が広くて、他人にもやさしいということ。その人たちに出会うまでは、ちょっと優秀な人って鼻が高くなったり、周囲まで気を配れなかったりしがちだと思っていたんです。でも、それはまだまだ成長段階の途中ということが分かった。
もっと優秀で明確な目標をもっている人たちは、懐が大きくて、人としての魅力を兼ね備えているんだと知りました。自分が目標にすべき人たちに出会えたことにとても感謝しています。

「特別留学コース」の教育プログラムについて

留学スケジュール

2010年9月-12月 前期の授業。2010年12月-2011年1月 冬休み:西ヨーロッパへ。(イタリア、スペイン、フランス、ベルギー、ドイツ、ルクセンブルク、オランダ)。2011年1月-3月 後期の授業。2011年3月 春休み:キューバ、メキシコへ。2011年4月-5月 シンガポールでのサマープログラム、上海での企業訪問。その後、北京へ。

留学生活について

Q:滞在先は?
学校の寮、個室はルームメイトとシェアします。寮生とも仲良くなりました。
夜の9時からサッカーやバスケットボールのトーナメントに参加していました。試合中はスペイン語、韓国語、英語などいろんな国の言葉が飛び交ってインターナショナル(笑)。そして、試合後はお腹がすくのでフライドチキンとポテトの上にチーズを乗せたものを食べて、その後すぐ眠る、というすごい生活をしてました(笑)。
Q:休日の過ごし方は?
たくさん旅しました。冬休みは西ヨーロッパの8ヵ国、春休みはキューバとメキシコ。
それと付属プログラムでシンガポールや中国。その他のアジアの国にも旅しました。
ヨーロッパって、国ごとというより都市ごとに違いがあるんです。いろいろな場所を見ておくことは、都市経済学を学ぶうえでとても役立ちました。
Q:授業のスタイルは?
授業によっても異なりますが、経済学の授業では、500ページもある教科書を読み切って、それをベースに教授の話を聞いたり、議論したりという進め方でした。どの授業も、後半になってくると課題が多くなってきます。エッセイを書いたり、プレゼンをしたりして忙しくなりました。