- 専門:
- 公共経済学、地方財政論
- 専門:
- 国際協力論、開発研究
- 専門:
- Teaching English as a second language, Sociolinguistics, English through theatre, Second language acquisition and identity
学生時代にインドと出会い、外務省・JICA・NGOを経て量的研究と質的研究の両方を経験してたどり着いたのは、質の世界を軸にした、領域横断的な「地域研究」(南アジア)です。フィールド調査に基づいた当事者の「声やまなざし」を汲みあげる研究を学際的なアプローチで探求してきました。学問領域としては、経済学と社会学をコア領域として、開発学や国際関係論、難民政策、平和構築も取り入れた実装的な分析をめざしています。最近はビジネスを通じた国際協力にも注目しています。
人や文化、価値観は多様です。生まれ育った環境・教育・社会のありようの違いから、一つのものごとでも、みる角度によって異なる答えや判断を導き出すからです。多様性の尊重は大切ですが、時に理解できなかったり、対立したりします。理解不能なことや異質なものを無視したり排除するのではなく、自分と異なる個人・集団の論理や価値観に関心を持ち、自分の考えを論理的に表現して諸問題解決のために率先して行動を起こすことが肝要です。私自身、自らの投げかける「まなざし」に自覚的で、特定の文化的背景を持つ人の思想およびその集団が営む活動の関係性をありのままに捉え、理解することを心がけています。学生のみなさんにはCUBEでの学びを通し、グローバル世界で生き抜くための基礎的思考法を身につけて、地球市民としてどのような役割を担いたいのかを各人が発見し、「行動する人」になってもらいたいです。一緒に「行動する人」になりましょう。
インドにいた時、フィールドワークの一環で古典芸能の師匠に弟子入りしました。Fieldwork on rich Indian culture and fork art.
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