株式会社楽粹様は、鳥取県智頭町で地元の自然と素材を活かしたお豆腐や豆乳によるスウィーツを作られている会社です。楽粹様のブランドを若者に広めるためのアイデアを考えて欲しいとの依頼を受け、代表取締役の行光(ゆきみつ)さんにお話しを伺いました。そのとき、行光さんはご自身の会社の発展に留まらず、地元である智頭町を含めた鳥取県の地域活性化にとても熱い想いを持っておられることが分かりました。
そこで私たちは、楽粹様のブランドの紹介と地域の活性化を併せたプランを検討することにしました。SNSなどを使って様々に地域の情報を収集していると、鳥取県出身のイラストレーターである伊吹春香さんという方が、楽粹様のイメージにぴったりの素敵な絵を描かれていることを知ったので、最終のプレゼンテーションでは「伊吹春香さんのイラストを使用したフォトスポットを作る」というアイデアを含めた提案をしました。
すると行光さんも伊吹春香さんのイラストが自社のブランドイメージにとてもマッチしていると感じてくださり、なんと発売中であった楽粹様の『飲む豆乳ヨーグルト』の新しいパッケージのデザインに、伊吹春香さんのイラストが使われることになったのです。
伊吹春香さんの優しいイラストが描かれた新しい『飲む豆乳ヨーグルト』がスーパーの店頭に並んでいるのを見つけたときは、本当に嬉しい気持ちになりました。私たちが楽粹様のブランドのイメージと行光さんの想いをしっかりとお聞きし、情報収集した結果だと思うと大きなと達成感を感じます。
また伊吹春香さんからも直接「私を見つけてくれて、ありがとうございます」と感謝の言葉をいただき、二重の喜びでした。
楽粹様のご厚意で智頭町にご招待いただき『森林セラピー』を体験してきました。実はこの森林セラピーは、智頭町の地域活性化策の一つとして、先ほどお話しした私たちの提案に含まれていたものです。森林が持つリラクゼーション効果を利用し、心身の健康維持・疾病の予防を行うことを目的としたものですが、智頭の森の中で深呼吸し、水の音に耳を澄まして五感で森林を体感していると、都会で仕事する人たちにはこのセラピーを絶対に魅力に感じていただけるはずだと、自分たちの提案内容に自信を持つことができました。
また、セラピーに出発する前には地元の食材にこだわり、栄養バランスが考えられたセラピー弁当をいただきました。
具材の8割以上が智頭町産、しかもその時の旬であるもので作られており、お弁当箱やお箸の材料も環境に配慮した木と紙で作られています。
お弁当の味付けは、素材本来の味を楽しむことができるもので、とても美味しかったです。
>