入学してから海外に挑戦してみたいと漠然と考えていました。海外での課外活動に不安を感じ、前期からの参加を躊躇してしまいました。しかし、ブータンフィールドワークに参加した友人から体験談を聞くうちに自分も海外で何か活動したいという気持ちが強くなり、今回のフィールドワークへの参加を決断しました。
事前授業では、フィリピンの歴史や宗教文化について学んだり、日本の文化や住んでいる地域の事など自分たちがフィリピンで行うプレゼン資料を準備しました。
現地ではマクドナルドやスターバックスなど日本でもなじみのある店が多く、走っている車のほとんどが日本車だったので最初は海外に来たのか分からないくらいでした。
また現地の人と交流していると日本との違いを沢山経験できました。例えば、フィリピンは一年を通じて日差しが強いため男女問わず、ほとんどの人が日傘を持ち歩いているのが印象的でした。また多くの人に宗教はどこなのかと聞かれ、日本に住んでいると聞かれることがなかったので驚きましたが反面、フィリピンの人は宗教をとても大切にされていると感じました。
そしてフィリピンの食料問題を目の当たりにする事もありました。現地で自分が持っていたペットボトルの水をある学生に一本あげたところ大変喜ばれたのです。自分も大変嬉しい気持ちになりました。
水道水を飲めないフィリピンでは安心して飲める水は貴重なものだと知り、日本は水道水を安心して飲むことができる国なので本当に恵まれているのだなと感じました。
今回のフィールドワークは10日間という限られた時間の中でしたが、とても貴重な経験をすることができました。少しでも海外に興味がある人は思い切って飛び出し色々な学びと経験をしてほしいと思います。
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