「KONANライブラリ サーティフィケイト」は、成績には現れない力を評価する甲南大学の制度「KONAN サーティフィケイト」の1つです。 読書活動を中心に、ポップや書評を書く、メディアセンターのイベントに参加する、本や読書に関するイベントを企画するなど、書籍に関する幅広い活動を通して得た力を1級~3級で認定しています。 今回は3級に挑戦中の船越さんにインタビューをしました。
※「KONAN サーティフィケイト」の詳細は下記をご覧ください。https://www.konan-u.ac.jp/konancertificate/
「長期の休みを利用して何かに取り組みたい」と考えていた2回生の夏期休暇中に、KONANサーティフィケイト制度について知りました。以前から読書が趣味で、通学の電車内で本を読むことが日課だったため、趣味を活かせるライブラリサーティフィケイトに応募しようと思いました。
気付いたこと、始めて良かったと思うことが3つあります。
★1つ目は『幅広いジャンルの本に興味をもつようになったこと』です。
今まで私が読んだ本の大半はミステリー小説でした。事件の真相を推理しながら読んだり、予想もしない結末に驚いたり、非日常的でありながらリアルな内容の作品に触れられることが面白いと感じるからです。ライブラリ サーティフィケイトに取り組んでからは、本屋さんで「書店員おすすめ!」と書かれた本を購入したり、友達からおすすめされた本を読んでみる機会が増え、ミステリー小説以外のジャンルにも挑戦するようになりました。“この本好きだな”と思うのは、今でもミステリー小説が多いですが、“こういうオチがあったのか!”と思う小説や、初めて涙を流した1冊にも出会うことができました。自分の好きなジャンルにプラスして、異なるジャンルの小説を読むことで、新しい価値観を持ったり、幅広い感情に触れられるようになりました。
★2つ目は『読んだ本の内容を鮮明に記憶できるようになったこと』です。
今までは「読んで終わり」ということがほとんどで、しばらくして「どんな話だっけ?」と覚えていないことが多かったです。ライブラリ サーティフィケイトの取り組みで感想を記録するようになってからは、以前より1冊1冊の内容が記憶として残るようになったと感じます。自分が感じたことや、おすすめしたい部分などについて、もう一度振り返る時間ができるため、家族や友達に紹介する際にも「何がおすすめなのか」を伝えやすくなったと思います。
★3つ目は『1冊にかける読書時間が早くなったこと』です。
今までは1冊を読み終えるのに、かなり時間をかけていましたが、今では1冊平均5日ほどで読み終えています。しかも、流し読みではなく理解しながら読めています。読む本の冊数が増えるうちに、スピードも一定になっていったのかなと思います。効率性や内容の記憶の面でも、読書時間の短縮はライブラリ サーティフィケイトを始めて良かった点だと感じます。
卒業までに1級を取得することです。通学や空き時間を利用して、毎日読書の時間を確保したいです。
本を読むことは卒業後も続けていきたいと思います。
船越さん、ありがとうございました。ライブラリ サーティフィケイトに挑戦して、目に見えて色々な効果が現れているようですね。
引き続き自分のペースで1級を目指してください!
ライブラリ サーティフィケイトは、在学中いつでも参加できます。みなさんの挑戦をお待ちしています!
>