阪急西宮北口駅近くにキャンパスを構えるCUBE。アクセスだけでなくその周囲は学びの環境としても非常に恵まれています。 今回はキャンパスから徒歩3分ほどにある兵庫県立芸術文化センターの職員の方々のお力添えのもと実現した2つの学びについてご紹介します!
10月の1年次生全員が受講する「リサーチ・イントロダクション」の授業では、兵庫県立芸術文化センターより2名の職員の方をゲストスピーカーとしてお招きし、講演いただきました。当時の知事の「文化の香り高い阪神間に県民が集い、芸術を楽しみ、憩えるような文化施設を」という構想からこの西宮の地が選ばれた話をはじめ、兵庫県における芸術文化事業の背景や事業紹介等、盛りだくさんの内容でした。ありがたいことに1名のゲストは本学の卒業生とのことで、講演の冒頭よりご自身の学生時代にふれながら、後輩達へ熱いメッセージいただきました。履修した1年生にとって心に響く授業になりました。
「芸術」の授業では、2年次生以上の履修者約20名が兵庫県立芸術文化センターを訪問しました。大ホールの各種設備の説明を受けた際には、1人の学生が実際に舞台から客席に向けて発声しました。客席の椅子の素材にこだわることで、音の跳ね返りが良くなり、届いた音が耳元で響く仕組みを体感しました。さらに舞台裏を見せていただき、音響反射板による残響の違いを体感したり、オーケストラピットの昇降を目の当たりにしたりと、芸術を支える様々な設備装置にふれ、充実した時間となりました。「若い人にも芸術に触れていただきたい」という職員の方々の思いが伝わってきました。
教室内にとどまらないのがCUBEの学びのスタイル。次回はまた別の授業をご紹介したいと思います。
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