12月19日(日)にオンラインで開催された甲南大学独自のイベント「リサーチフェスタ」でCUBE生が「ロジカルデザイン賞」を受賞しました!
「リサーチフェスタ」とは、文系・理系を問わない自由な研究テーマで、高校生と大学生、大学院生が自分の「研究」や「活動」について発表し議論する、甲南大学独自のイベントです。また、「ロジカルデザイン賞」は、優れた構成、配置、色使いで作成された視覚資料で発表を行った個人、またはチームに授与されます。
高砂先生のプロジェクト「組織の経済学」から参加したチームのうち、『NO ポジション NO モチベーション』のテーマで発表し受賞した、川岸千織さん、奥原奈々さん、春凜華さん、望月美里さん、山本景子さんからの受賞コメントをご紹介します!
川岸千織さん(3年生)
私達は自身のアルバイトでの経験を元に、この「評価制度」というテーマを選びました。詳細については、話し合いの中で、スライドの作成や内容の構成・編成は私が行い、印象に残るようなタイトル、制度の命名は他のメンバーが考えてくれました。当日の発表はスムーズに進んだものの、質疑応答については納得のいくものではありませんでしたが、結果としてロジカルデザイン賞に選出されたことはとても嬉しく思います。元々経済学は苦手意識があり、少し嫌厭していたのですが、私達のアルバイトでの経験談のように、身近な出来事を用いて、経済学的に問題の本質やメカニズムを探ることで、ミクロ経済学の面白さを感じることができました。高砂先生のサポート無しでは得られない結果だったと思うので、感謝の気持ちでいっぱいです。
奥原奈々さん(3年生)
今回のテーマは私たちが実際にアルバイト先で感じている問題を取り上げました。「問題はなぜ起こっているのか」、身近な問題を通して考える授業だったからです。ロジックが通った発表にすること、視聴者に分かりやすい発表をすることを意識し、フィードバックをもらいながら何回も試行錯誤しました。その甲斐もあり、このような賞をいただけたことがとても嬉しいです。一緒にたくさん考えてくれたメンバーや先生にとても感謝しています。
春凜華さん(3年生)
私たちのグループは、アルバイトで働きぶりに対する評価が店舗や評価者によって違うという実体験から報酬のメカニズムが機能する評価制度を解決案として提案しました。評価制度に対する不満を持つ学生は多いのではないかということと、自分たちの身近に起きている事例を問題として取り上げることで具体的なイメージをしながら考えていくことが出来るのではないかと考えこのテーマを選択しました。当日はオンラインでの発表となりメンバーと同じ空間で発表が出来ず不安な部分もありましたが、オンラインだからこそ落ち着いて発表できたと思います。また、問題の本質を考えるということに重点を置いて取り組んでいた中で「ロジカルデザイン賞」を頂くことができ嬉しく思います。
望月美里さん(3年生)
テーマは、評価制度についてのもので、グループメンバーのバイトでの経験談をもとに決定しました。身近なものだったので話を進めていく中で想像しやすく、グループワークもスムーズに進めていくことができました。またプロジェクトを通して、簡潔かつ論理的に伝えることの大変さを痛感しました。その中で、考えた解決策の説明だけでなく、なぜそのように考えたか、どうしてそう思うのかなど、何度もグループワークをしてきて当たり前になっていた私たちの考えもきちんと伝えることで簡潔かつ論理的に伝わるということを学ぶことができました。
山本景子さん(3年生)
私たちの班では、評価制度をテーマに取り上げました。このテーマを選んだきっかけは日常生活でのアルバイトなど、評価制度が用いられる場面で、評価者により公正な評価を得ることができない場合があると感じたからです。問題に対しての解決策を一つ考えると、また違う問題点が出てきてしまうなど、思ったように話がまとまらずに苦戦しました。今回のリサーチフェスタでは多角的に物事を見ることを学べたと感じています。また、今回はオンラインでの発表で、見てくださる方と実際にお会いできない分、反応が分からない状況だったので、多くの方に理解していただけるよう、丁寧に説明することを心がけました。
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