CUBEで学ぶ経済学(倉本)

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CUBE DIARY

CUBEで学ぶ経済学(倉本)

2009.03.07

みなさん、こんにちは。

CUBEで経済学に関連する科目を担当する倉本宜史です。

さて、今回のダイアリーに掲載している写真。

この写真自体に深い意味はありません。

私がコーヒーをよく飲むので、コーヒーを作っているときの写真と、コーヒーのお供のおやつです。

(今日は沖縄の名物「ちんすこう」。)

しかし、写真で私がお伝えしたいことはきちんとあります。

それは、CUBEで学ぶ経済学は、コーヒーを入れる方法を学ぶことと似ているということです。

どう似ているのかと言いますと、私はコーヒーを美味しく入れて、飲みたいと思っています。

しかし、コーヒーを美味しく入れるための方法や道具を発明したり考えたりはしません。

そのような時間があれば、他の仕事をします。

したがって、コーヒーを入れるための道具やコーヒー豆は市販のものを使い、コーヒーの入れ方も本やインターネットで調べた情報を基にして、コーヒーを入れます。

そう、限られた時間の中で目的を達成するために最も有益な情報を基に、最も効率的な方法で「目的」を達成するのです。

CUBEで学ぶ経済学は、「経済学の考え方を使って、世の中の仕組みを知る。自分達が社会でどのような行動をとることが、社会の役に立つのかを考える。自分達の幸せって何かを考える。」ために勉強をします。

つまり、経済学という情報を得て、経済学を使うことを重要視するのです。

繰り返しになりますが、先程のコーヒーを例にすると、コーヒーを入れる道具や方法を作るわけではなく、これらの使い方を知ったうえで使って、いかに美味しいコーヒーを入れるかを考えます。

しかし、忘れてはならないのが、「道具を使う人は、道具の良さと悪さを両方知っておく必要がある」ということです。

道具の使い方(良し悪し)をきちんと知らないと、どんなにいい道具でも、目的を達成することが困難になります。

というわけで、CUBEでは経済学の使い方を基礎からみっちり教えたいと思います。

そして、使ってみて初めて分かる、経済学の面白さ、「役に立つんだ」という感動をお届けできればなぁと思います。

講義をお楽しみに。

甲南大学
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