キッザニア(井上)

キッザニア(井上)
キッザニア(井上)
CUBE DIARY

キッザニア(井上)

2008.09.10

こんにちは、井上です。

キッザニアって知っていますか?

キッザニアは、子ども達が様々な仕事を体験できる、体験型のテーマパークです。大変な人気で、入場予約が数か月先までいっぱいだそうです。

ここでは、実際に仕事を体験し、報酬をもらい、そのお金を使うことができます。

例えば、「ラジオ局」では、DJやディレクターなどに役割分担し、番組を作り、その番組は実際に館内に放送されます。また、「ピザショップ」では、ピザ職人になってピザを作ります。(作ったピザは自分で食べることができます)。各パビリオン名は、実在の企業ばかりで、設備も本物に近い物を使っています。

さて、先日、このキッザニアの社長さんが出演していたテレビを観ました。そこで、社長さんがこんなことを言っていたんですね。

「なぜ本物の設備を使い、本物の仕事を体験させるのか、なぜそれが子供たちにウケルのか」

「それは”子供だまし”だと子供は絶対に楽しまないからだ」

「本物が一番楽しい」

というような事を言っていました。

これを聞いて私は、「おお!これはCUBEの考えにすごい近いなぁ!」と思ったんですね。

CUBEでおこなう「プロジェクト学習」とは、まさに「ホンモノをテーマに自分たちが体験する」学習なんです。

例えば、プロジェクト学習の例題では「携帯電話会社の甲南テレコム社では、新製品の企画を考えています」とは決して書きません。なぜなら、この文章を読んだ人は「おいおい!甲南テレコムて何やねん?そんな会社ないぞ」と思い、その時点でウソの学習だと勘付いてしまします。そうではなく、「携帯電話会社のソフトバンクでは・・」というように、実在の会社名などを使うことで、よりホンモノ感を出し、学習者の興味を高めます。

やはり仕事でも勉強でも「ホンモノ」が楽しいのは変わりませんからね!

このキッザニアが来年3月、甲子園にできます。CUBEのすぐ近くですので、ぜひ行ってみたいと思っています。(うちの子供が早く連れていけとうるさいです..)

おまけ:先日、「サイエンティフィック・システム研究会」でプロジェクト型学習の講演をしてきました。その時の写真を貼っておきます。

SS研での講演

SS研での講演

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