こんにちは。ひさびさ登場、CUBEスタッフの藤井です。 受験生のみなさんは一般入試の真っ只中ですね。大変な時期ですが、体調を崩さず、そして自分の夢、目標へ近づくため一歩一歩、頑張ってください※o(≧∀≦)/※
さて本日のテーマは「CUBEの学び」についてです。
CUBEを最近知ったひと、初めてこのサイトを訪問してくれたひとは、きっとまだ佐藤先生の「学ぶことの楽しさ」については直接聞いたことがないですよね(*∩∀∩) 先生は、「学ぶ楽しさや喜びを知っていますか?勉強は退屈なものだと感じているのなら、それは学び方に問題があるかもしれない。知らないことについて学び、思考することは、本来ワクワクするような刺激的な体験です。」とよくおっしゃっています。 学ぶ楽しさ・・・みなさんには想像がつきますか? なかなか分からないですよね(>ρ<)ξ
例えば!国会で取り上げられている定額給付金について議論しましょう、サブプライムローンについて各自意見を出してください・・・・・・・みなさんどうですか?「シーン」と黙り込んでしまいません!? お恥ずかしながら;わたしも黙り込んでしまうし、この分からないコトについてなかなか調べてみよう♪となりません(u_u。)
もっと身のまわりのことから、さまざまな問題を掘り下げて、学びを深めていくのがCUBEでの学びの特徴のひとつです。
以前パンフレットの中で、ご紹介したことがあるのですが、みなさんが新しいカフェを立ち上げることになったら、まず何から考えますか?? お店の名前?お店の制服?メニューの値段?出店する場所? ちょっと考えてみてください☆
カフェで提供するコーヒーやケーキの値段から考える!
どんな場所にどんな雰囲気のお店をひらくか考える!
提供するメニューやお店の名前、スタッフの制服から考える!
出店のためのお金をどう集めるか考える!
4つの中から自分の考えに近いものはありましたか?
では、それぞれの中身を見ていきましょう♪
カフェで提供するコーヒーやケーキの値段から考えたひと!
商品の値段を考えることは、実は「経済学」と関係があるんです。経済学では、お店が商品を売る際の値段は、他の同じ品質の商品の値段を見て決めると考えます。その際、注意しないといけないのは、同じ品質のものなら安いと他店よりも多く売れるし、高いと売れないということです。つまり、商品の値段はお店の都合だけでは決まらず、買ってくれる人の事も意識しないといけないということですね。売り手と買い手、この2人が経済学では重要な登場人物になるのです。売り手=供給者(生産者)、買い手=需要者(消費者)がいて初めて経済におけるモノの価格と取引量が成立するんです。
どんな場所にどんな雰囲気のお店をひらくか考えたひと!
立地を考えることは、実は「まちづくり論」や「都市計画」と関係があるんです。お店を開くには立地は重要な要素です。どれだけのお客さんに来てもらえるかという問題もありますが、他のお店などと協力しながら、お店を超えて周囲の街をどう作っていくかということも重要な視点です。お店はそれぞれ孤立して存在しているのではなく、街の雰囲気やイメージの中に位置づけられて存在しています。新しくカフェを立ち上げるということの先には、そのカフェを含む街なみのあり方もかかわってくるんですね。
ちなみに!立地を考える上で重要な競合店の調査。検索サイト「Googleマップ」で「住所 カフェ」というキーワードを検索し、地図上にカフェが表示され、さらに「1km以内に何軒あるか」などの絞り込みもしてみる。この考え方は、実は情報学なんです。
提供するメニューやお店の名前、スタッフの制服から考えたひと!
お店の名前、他の店に負けない、自分の自信のある料理、飲料(コーヒー、アルコール)、デザート、そして価格、これらを考えることは、実は「マーケティング」と関係があるんです。店のこと、お客のこと、アピールの仕方、うまく行かなくなった時の対策、店を多店舗化すること、これらビジネスに関係する全ては、マーケティングを勉強することから始まります。その基本はQSCVです。
Q Qualityです。特に料理、飲み物の質です。美味しくて、安心。どれだけ提供する価格の中で、質を高められるかが大切です。
S Serviceです。従業員のテキパキとした、明るく、フレンドリーな対応が求められます。キチンとしたトレーニングも必要ですよ。
C Cleanliness即ち店の清潔さです。明るく清潔な店は食べ物屋の条件です。
V バリューです。安ければ価値はあります。でも安さは常に競争させられます。他の店が値引きすると値引きで対抗しますか。利益が犠牲になりますよ。
価値は、値段以外でつくる方が、健全な経営が出来ます。
出店のためのお金をどう集めるか考えたひと!
お金を集める手段を「資金調達」と呼ぶのですが、これは「ファイナンス」という学問と関係があるんです。カフェをつくるための資金調達の手段として、みなさんはどのような方法を思いつきますか?自分でお金を貯めるとか、親戚から借りるといった方法がまずは思い浮かぶかもしれません。しかし現実には、よっぽどお金持ちの親戚がいたり宝くじにでもあたらない限り、このような方法でカフェをオープンさせるのはかなり困難です。そこで、銀行や公的金融機関などから資金を「借りる」必要が出てきます。この場合、利子をプラスした額を返す必要が出てきます。そうすると、利子以上に利益を出さないとカフェが倒産してしまうので、資金計画をちゃんと建ててからお金を借りる必要があります。むしろ、ちゃんとした資金計画がないと金融機関はお金を貸してはくれないのです。資金調達を考えるだけでも、世の中にはたくさんの方法、そしてお金の流れがあることがわかります。
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