2008年12月22日、CUBE新校舎が完成しました。翌23日には、お披露目(CUBEオープンキャンパス)を開催し、受験生や近隣住民の方々に新校舎を公開しました。CUBE新校舎はソフト(教育内容)とハード(建物・設備)が調和した構造になっており、教室は、多くが小教室で、ガラス張りで、透明性の高い作りになっています。
今回は、1年生全員が履修する、CUBEの特徴的な授業とそのために準備された教室を一つ紹介します。
1年次は経済学入門や経営学入門、英語等の導入基礎科目がありますが、その中でも特徴的な授業が、基礎リテラシーです。1年生は、各45名程度の人数の4つのクラスに分かれ、クラス毎に3名の教員が担任となり、1年間、この基礎リテラシーの授業で「自ら学び共に学ぶ」、「自ら考え行動する」を実践することになります。あるテーマについて、調べる、学ぶ、考える、発表する、議論するといったことを、このクラスで体験していきます。
秋学期になると、共通テーマが2つ(「経済・経営」系と「グローバルスタディ・地域社会問題」系)が与えられ、1月にはテーマ毎に研究発表会(計2回)が催され、各クラスの代表4チームが、学生、教員、招待客の前でプレゼンテーションと質疑を行い、優勝チームが選ばれることになります。
また、この4つのクラスには、自由に使える教室が準備されており、8階と9階西北部分に各2教室(計4教室)が設置されています。各教室は、クラスごとに色が決められており、椅子やプレートで特徴付けられています。さらに、お披露目の日に見学に来た生徒から最も好評だったのが、学生プロジェクトスペースで、教室の外には学生が自由に使える可愛い空間が用意されています。
4つのクラスは、勉強だけでなく、秋の体育祭等各種イベントの主体でもあり、学生生活の中心的な場となります。秋の体育祭には教職員チームも参加する予定です。CUBEでは、教職員と一期生がチームとなり、授業、体育祭、あるいは各種イベント、そして充実した学生生活を、共に創っていくことになります。
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