2008年後半、CUBEが本格的に動き始めました。6月末をもってCUBEの文科省認可(正式には届出受理)を受け、7月から本格的な入試広報活動を開始。その後、学年暦、授業時間割、カリキュラム、授業内容を確定し、10月から12月まで年内入試を済ませ、12月22日は西宮北口新校舎の引き渡し、23日にはお披露目(CUBE Opening Day)を迎えることとなりました。
そして、2009年4月、いよいよCUBEは西宮北口にて、その活動を開始します。
CUBEは大学学部の名称ではなく、人作り・大学(学部)作りのプロジェクトです。今までになかったような革新的な方法で、新しい学びの場を創造していきます。CUBEでは大教室の講義は廃止し、一学年の定員は180名。敢えて、全員の名前と顔が覚えられる人数にしました。そこで、教職員そして一期生となる学生が一つのチームとなって、2009年4月からCUBEの歴史と未来を作っていくことになります。
新校舎の一階ホール左側には、卒業生全員の名前を書き残すための壁があります。一期生がCUBEを卒業するとき、今はまだ何も書かれていないその壁に、共に学んだ一期生全員の名前が刻まれます。私自身もいつかCUBEを“卒業”することになるでしょう。卒業後、5年あるいは10年が経ちCUBEに戻ったとき、皆、自分の名前を見つけ、我々が共にその土台を築いたCUBEの未来の姿を見ることができるのです。
2009年4月はCUBEの完成日ではなく誕生日。CUBEは時代に合わせ、時代を一歩リードしながら進化を続けるプロジェクトとなります。
2009年も、1月にセンター試験、2月は一般入試、そして3月には最終の入試があります。これから入試を迎える学生は、皆頑張って勉強を続けてください。努力が報われるよう祈っています。
また、CUBEに合格し既に進学を決めた学生あるいはこれから進学を決める学生は、4月までの間、自ら課題を見つけ努力を怠らないよう自分を律してください。「苦は楽のもと、楽は苦のもと」「常に備えよ」です。また、CUBEに進学を決めた学生は、勉強のこと、クラブ・サークル活動あるいは留学のこと、何か質問があればいつでも我々に問い合わせてください。経済状況も厳しい昨今、とりわけ奨学金や学生生活に関する質問もあるかと思います。少しでも不安がれば、何でも結構です、遠慮なく、我々に話してください。できる限り、相談にのりたいと思います。
これからの大学生活において、我々は、多くの学生の成長の手助けをしたいと願っています。
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