今日はCUBEの学びの特徴!というべきプロジェクトについて、マネジメントコース2回生の武下慶輝さんのレポートをとおして、ご紹介します♪♪♪
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渡邉プロジェクトでは、都市や地域の現状を知るために、7月8・9日に名古屋研修を実施しました。名古屋(愛知)は、東京・大阪に次ぐ日本三大都市のひとつです。大学進学で香川から出てきた私にとって、大阪も近くなり、都会生活(?)も慣れてきましたが、今回訪れた名古屋では、神戸や大阪とはまた違った雰囲気を味わうことができました。
以下の表は、今回の研修で訪れた主な箇所です。
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研修場所 |
1日目 |
トヨタ産業記念館・大須商店街など |
2日目 |
熱田神宮・白川公園など |
「トヨタ(Toyota)」といえば、現代の日本人にとって自動車産業として有名です。私自身も、トヨタの産業と言われたら、自動車産業のイメージがとても強かったです。しかし、実際にこの産業記念館に訪れて、新たな知識を増やすことができました。それはトヨタ自動車の起源が、豊田自動織機製作所(現在の豊田自動織機)という繊維産業の工場にあったことです。トヨタの歴史を知っている方にとっては当然のことなのですが、日本史や企業の歴史に疎い私にとって新鮮なものでした。
この記念館では繊維産業がどのように発展していったのか、またそこで用いられる機械の発展がどのように遂げられたのかを学ぶことができました。最初は人の手を通して作られていた繊維が、水車の力を利用して作られるようになり、最終的には自動で動く機械で作られるようになります。その様子が時代ごとに展示されているため、とても見やすいものでした。記念館には実際に動く機械や、ガイドさんが説明してくれるところもあり、実感しながら学ぶことができました。
繊維産業のゾーンを見学し終わると、自動車産業のゾーンを見学しました。そこでは普段見ることができない自動車の部品や構造、昔製造された自動車など様々なものが展示されていました。
中でも驚いたのが、昔の車のクラクションです。現在の自動車はクラクションを鳴らすとき、ハンドルの真ん中を手で押して鳴らします。しかし、展示してあった昔の車のクラクションは、巨大な「パフパフラッパ」で、手ではなく足で挟んで鳴らすといった構造でした。現代の車では考えられない構造です。トヨタ産業記念館に訪れて、今までに知らなかった「トヨタ産業の歴史」や「繊維産業・自動車産業の技術の変遷」を学ぶことができました。
名古屋市という都会の中で、深閑としずまる熱田神宮。ここは、三種の神器の1つである「草薙剣」を祀る神社として多くの人に知られています。私たちが訪れた日もたくさんの人が参拝に来ており、境内では、神前挙式が行われていました。
また、熱田神宮はパワースポットとしても有名な観光地です。私も何か良いことがあるように、必死でお願いをしてきました!
大須商店街は、名古屋の中心部、若宮大通、伏見通、大須通、南大津通の四つの通りに囲まれた区域にあります。
大須商店街は、さまざまな文化を受け入れる「ごった煮」の雰囲気が大きな魅力のひとつです。いま、日本では大型ショッピングモールやデパートなどの登場により、商店街は衰退しています。にもかかわらず、この大須商店街はとてもにぎわっています。
大須商店街のエリア内には、約1,200の店舗・施設があります。私は、主に食べ物中心のお店に立ち寄りましたが(苦笑)、そこでは、長年受け継がれてきた伝統的な味や、大須商店街にあふれる活気を体感することができました。
私にとって名古屋は「都会」というイメージが強くて、自動車や人が多くにぎわっている街かと思っていました。今回の研修が土日だった影響もあるのですが、名古屋駅周辺や大須商店街周辺は人でにぎわっていましたが、そこから離れていくにつれて自動車や人の行き来が少なくなっていきました。
名古屋は、「にぎやかな都会」のイメージがありましたが、実際に散策してみると、「(田舎の要素を含んだ)静かな都会」という新しいイメージができました。
最後になりますが、今回の名古屋研修全体を通して名古屋の街並みや、文化、トヨタ産業について学ぶことができました。私はこの研修を受けるまで名古屋に行ったことがなく、どこも初めてでした。その分、得るものも大きかったと思います。
2027年にはリニア中央新幹線が東京?名古屋間で開業を予定しており、約40分で大都市同士を結ぶことが可能になります。名古屋は、今後も発展し続けていく都市になると考えられます。今後どのような発展をし続けていくのか楽しみです。
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武下さん、ありがとうございました。
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