皆さんこんにちは。
甲南大学西宮キャンパスでは夏休みが終わり、いよいよ後期授業が本格的にスタートしました。
これまでにこのdiaryでも様々な海外留学や、インターンシップに参加した学生の声をご紹介してきましたが、
今回のdiaryでは今年の8月-9月にかけて、東南アジアのラオスにおいてインターンシップに参加した南波華乃さんの
体験談をご紹介します!
異国の地で過ごした大学2年生の夏休み、どんな体験が出来たのでしょうか???
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サバーイディ!みなさん、初めまして。マネジメントコース2年生の南波華乃です。
私は8月から9月中旬までアイ・シー・ネット株式会社によるインターンシップでラオスに行ってきました。
ちなみに、「サバーイディ」はラオス語で“Hello”という意味で一日中使える便利な言葉です。
みなさん、ラオスはどんな国かご存知ですか?
ラオスは東南アジアに位置する内陸国で、日本と同じ面積に千葉県と同じだけの人が
暮らしていると考えてもらえるとイメージしやすいと思います。
なぜ遠い異国まではるばる行ったかと言いますと、
経済が急成長している東南アジアに興味があり、
新興国のエネルギーを肌で感じたかったからです。
そのためには、大学生の間に現地日系企業で働くことが一番だと考え、
インターンシップ生としてラオスに行きました。
さて、私が約1ヶ月半で行ったことは、ODOPプロジェクトで取り扱う商品のデータベース作成と、
ホテルの中にあるODOPショップの広報・内装です。しかし、ODOPといっても分からないですよね。
ODOP(One District One Product/一村一品)プロジェクトとは「ローカルにしてグローバル」という標語のもと、
全国、世界に通じる産品を地方から作るという目標で「人づくり」「地域づくり」を行っていく活動のことです。
具体的には、少数民族が作る産品をプロダクトごとにカテゴリー化し、
商品番号を付けて在庫管理や出荷体制を整えたり、ODOPショップの来客数を増やすために、
ホテルのレストランの各テーブルにODOPショップの紹介スタンドをデザイン及び設置したりしました。
毎日が「気づき(問題点の発見)」で溢れていたので、自ら仕事を探し、
ラオス人スタッフとコミュニケーションを図りながら、問題点を改善する楽しさがありました。
ODOP SHOPディスプレイにも工夫しました。
このインターンシップでは多くのことを学びました。
その1つにODOPショップにおける実践的なマーケティングがあります。
大学では主に経営学を専攻し、戦略論やマーケティングについて学んでいます。
それは、将来雑貨屋を起業したいと考えているからです。
そこではいつも「観察、調査、分析、洞察」が大切だと教えられています。
それを実践的に取り組んだのが、今回のODOPショップの来客数増加計画でした。
不思議なことに、来客数を増やすために試行錯誤していた時、
レストランやホテルの利用客の行動を自然と観察するようになっていました。
そして色々な工夫をした結果、来客数や滞在時間などが増え、成果を出すことができました。
ショップに来るお客様が、以前と比べて一つ一つの商品を手に取って
くるくると表情が変わる姿が感動的で今でも忘れられません。
このように、私が主体的に行動できたのはアイ・シー・ネットさんの
“学生にとって有意義なインターン活動にしてほしい”との計らいがあるからこそです。
ラオスで得た経験は必ず今後に繋がると思っております。
この場をお借りして、今回お世話になりましたアイシーネットの米坂様、日暮様をはじめ、
現地でお世話になりました佐々木さんや守野さん、全ての方々に感謝申し上げます。
甲南大学マネジメント創造学部2年生 南波華乃
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