特別留学コースの学生生活について 2年生上村将司(甲南高校)

特別留学コースの学生生活について 2年生上村将司(甲南高校)
特別留学コースの学生生活について 2年生上村将司(甲南高校)
CUBE DIARY

特別留学コースの学生生活について 2年生上村将司(甲南高校)

2012.09.13

【特別留学コースに入学した理由】
私が特別留学コースへ入学した理由は、一言で言うと長期間留学するためです。中学生の頃から英語に興味を持った私は、いつの日か留学したいと考えていました。そしてそこで、様々な人と出会い、自分の世界観や視野を広げていきたい、そして明確な目標はありませんでしたが、将来は英語を使った仕事がしたいと夢見ていました。しかし中学、高校時代は、留学ということよりも部活に専念したいという気持ちがありました。そして、大学を選ぶ際、留学する環境が整ったマネジメント創造学部特別留学コースに目が止まり、そのような目標を達成したいという思いから、特別留学コースへの入学を決めました。

【特別留学コースでの学生生活】
○英語の授業やその他について
特別留学コースでの生活は、過去に私の想像していた大学生活とは全く異なったものでした。私が想像していたCUBEでの大学生活は、同じ学部の学生と何となく授業を受けて、それに伴い自然と英語の能力が上がり、余った時間を趣味やアルバイトに費やし、最終的にはみんなで何となく留学に行く・・・というものでした。しかし、実際に入学し、授業が始まると、その考えが間違っていたことに気づかされました。特別留学コースの最大の特徴であるネイティブの先生による英語の授業は、課題が多く、少人数なので先生の目が学生全員に行き渡るので、常に手を抜けないかなりハードな状況でした。私がそんな授業を通してまず始めに感じたことは、他の学生のレベルの高さ、そして自分の実力のなさでした。私は高校時代英語が得意で、成績良好だったということもあり、自分を過大評価していたと思います。積極性、英語力など様々な面で自分は周りの学生に劣っていました。課題も多く、「自分でやらなければおいていかれる」環境でした。しかし、そこには味方がいました。CUBEです。CUBEは私たち学生に勉強する最高の環境を用意してくれました。そのため、空いた時間があれば、メディアセンターやスタディーコーナーで英語の勉強、準備をして授業に挑み積極的に参加する、という習慣を作りました。自分の将来に必要なことを考えたときには、バイトや趣味に時間を費やすのではなく、シャーペンを握っていました。また、勉強という面では学生全員がライバルですが、彼らは常に自分を高めてくれる、仲間でもあります。もちろんお互いに悩みを相談したり、遊んだりとする最高の仲間でもあります。そういった点では、人数が少なく、同じ授業が多く、会って話す機会が多い分だけ、特別留学コースの絆は深いと感じました。

【ビクトリア大学経営学部での留学に向けて】
○留学中にがんばりたいこと、留学中の目標など
私自身、1年次のころ、将来の目標や留学の目標は明確ではありませんでした。しかし、CUBEで、経営学、経済学、英語、リベラルアーツ、プロジェクト科目などといった様々な分野の授業を受講することで、自分の将来像というものが明確になってきました。その準備をするために私にはどうしても経営学を集中して学ぶ必要がありました。そしてそれが、私がビクトリア大学経営学部を選択した理由の一つです。留学先ではTOEFLibt100点、TOEIC900点を超えられる英語力を身につけること、そして約1年間ひとりで様々なことを経験することが目標です。また、マーケティングなどの経営学を英語で学びしっかりと理解すること、最終的に自分の識見と洞察力を向上させることなど、様々な目標があります。これらの目標のために私は、当たり前のことかもしれませんが、予習復習をして全力で積極的に授業に取り組み、時間があるときは様々な場所に訪れ、様々な人と出会い、話し、様々な世界を見てみたいと考えています。

【TOEFLの点数向上のために取り組んだ勉強方法】?
私が最も集中して取り組んだTOEFLのための勉強方法は、声に出して文章を読む、「音読」です。私は、始めて受けたTOEFLibtで、47点をとり、Reading、Speaking、Writingともに2桁に達していました。しかし、Listeningだけは2点という前代未聞の低得点でした。この結果をみて、私は自分のListeningの能力不足を実感しました。そこで、私はListeningの能力を引き上げる効果的な方法をウェブなどで徹底的に調べ、最終的にたどり着いた最高の勉強方法が「音読」でした。自分で話すことが、Listeningに関係があるとは思えませんでしたが、騙されたつもりで必死に取り組みました。実際に私は、自分の部屋で寝る前に、TOEFLibtの教科書の後半にある、ListeningのLectureやConversationなどのスクリプトを最低2つか3つ、できるだけスムーズに音読する、という作業を来る日も来る日もしつこく続けました。毎日それを続けるたびに、本文の内容を声に出しながら理解できるようになり、さらにはだんだん発音を気にする余裕ができ、さらにはスピードを上げる余裕もできました。そうなるにつれて、Listeningの問題も簡単に聞き取れるようになりました。結果として、Listeningで20点を超えることができました。他の3つのセクションでも20点を超えることができました。

また他には、語彙力を補うために単語を定期的に覚える癖をつけました。TwitterのTOEFL英単語をフォローして、わからない単語をメモしたり、音読の途中で出てきたわからない単語をメモしたりするように心掛けました。そしてそれらの単語の意味を調べて、自分で例文を作って、ただそれをひたすら、ノートが黒くなるまで書いて、発音して、という作業を少しずつ地道に繰り返しました。

とにかくどのような方法でも一時的な勉強ではなく継続させることが大事だと思います。これからTOEFLibtに挑む人はこれらの方法をぜひ参考に、頑張ってください。

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