今年の8月からCanadaのUniversity of Victoria(UVic)に留学中の2期生、新井雄己です。今回、留学に出発するときの気持ち、UVic ISIBMについてお伝えしたいと思います。
【まず、留学前に何を思っていたか?】
語学力の向上は言うまでもなく、異文化理解はもちろんのこと、世界全体がマーケットとなり得るこの社会でどういった国が将来のビジネスチャンスにつながるのかということをこの約10ヶ月の留学で知りたいと考えていました。また「無形の財産」である様々な人間との関わりをもつ、そして10ヶ月という短い時間でどうすれば効率よく、自分の求めている事を成し遂げられるのか、という事も常に頭の中にありました。日本を発ち、UVicについての印象は、まだISIBMというプログラムが終わったばかりなのではっきりとした事は言えないのですが、落ち着いていて、本当に自分のペースで勉強ができる場所だと感じています。
【ISIBM】
ISIBM説明を少しだけさせてもらいます。ISIBMとはInternational Summer Institute for Business Managementの略で、ヨーロッパの国々や中国からの学生、日本からは立教大学の学生そしてCUBEから3人の参加でした。ISIBMでは実際にlectureがあり、その中でグループディスカッションやディベート、プログラムの最後にはFinal PresentationとFinal Examがありました。もちろん、すべて英語なのですが、私自身は授業についていくこと、発言することはあまり不自由がなかったように思います。しかし、授業についていく、という事は実際には当たり前の事で、それ以上の事を実行していかなければなりません。日本人以外の学生は、私たちが考えている以上の事をどんどん投げかけるため、考え方や意識レベルでは圧倒されました。そして私が最も印象に残っているのがFinal Presentation。これは一人でなく、UVicの方から与えられたグループでのプレゼンでした。私のグループは、自分自身以外全員中国人。彼らは当然中国語で会話をし、考え方や意見も私とは全く異なる。こういった状況が続いたため、自分から一人一人に思いをぶつけ、お互いに理解し合える環境づくりをしました。そして最終的に彼らの意見、私自身の意見ともに理解し合い、良い経験が出来たと思っています。毎日6時間のハードな授業の後には、ISIBMの学生みんなでWhale Watching, Club Night, Butchart gardens visit, Mt. Douglas Hike, Farewell Banquetなどたくさんのイベントが用意されていました。ここで授業での緊張を解放し、学生みんなと交流をする事が出来ました。 このように3週間という短い期間で、毎日6時間の授業、毎晩のイベントを通し、異文化交流、理解ができたと考えています。これは9月から始まるFall Semesterに大きな意味を持つでしょう。
先日、初めてのlectureがあったのですが、ISIBMとは違い、カナダの現地人、アメリカ人、ヨーロッパ人、アフリカ人など様々な人種が混在し、授業自体もかなりレベルの高いものになっています。授業については、次の機会にお伝えできればと思います!
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