2010年、CUBEも新しい年を迎えることになりました。
4月から、新学部CUBEがスタートし、新しいスタイルの大学教育がここ西宮で始まりました。試行錯誤の部分もありましたが、CUBEは順調に育ちつつあります。
年内入試が終わり、AO入試で28名、公募制推薦入試で29名の合格者が手続きをしています。一般入試が2月から始まり、CUBE二期生が3月には決まることになります。200名だった在学生がこの4月には400名になり、いよいよ大学らしくなることでしょう。
一期生は、実にいろいろなことにチャレンジしてきました。授業では特に基礎リテラシーにおけるプレゼン準備がクライマックスにさしかかっています。1月20日と21日は、4つのクラス(1年生は4つのクラスに分かれ、複数の担当教員で学習指導をしている)からベストチームが選ばれ、テーマ毎に学生全員の前で最終プレゼンが行われます。多くの学生は、現在、最終プレゼン準備に追われています。来春からは、いよいよ専門科目とCUBEの特徴的なカリキュラムであるプロジェクト科目も始まります。
課外活動にも学生は積極的に参加しています。2009年前期は授業に追われていましたが、夏休み以降は少し余裕もでき、社長かばん持ちコースへ参加した学生、国連大学グローバルセミナーに参加した学生もいました。2月は、Field Work(Philippines Study Tour)で、Jones先生が、学生を連れてフィリピンでフィールドワークを実施します。フィリピンやマニラで現地NGOや学校を訪問し、Street Childrenや街の現状視察も行います。また、3月はインターンシップで辣腕部長コバンザメコース?を実施する予定です。一部上場企業の部長クラスの方々に2日間ほど学生を預けて、体験・修行させるという企画です。
CUBEはカリキュラムや授業方法が斬新なだけでなく、その建物、デザイン、家具・設備にも様々な工夫を凝らしています。CUBEは、2009年日経ニューオフィス賞(近畿ニューオフィス推進賞)を受賞しました。設備や建物の見学等で、毎月、多くの方々がCUBEを訪問しています。
学生に社会で活躍する方々に会い話を伺う機会を与えたいということで、昨年はいろいろな方々に来ていただきました。外国からのお客様や様々な取材もありました。
10月訪問の在ドイツシンクタンク勤務Ken Carter氏のブログ:
http://kennethrcarter.com/CoolStuff/2009/10/cool-cube/
2010年後期から、特別留学コースの学生がいよいよ海外留学に出発します。提携校の米国ニューヨーク州立大学Buffalo校とカナダのVictoria大学経営学部で、海外での学生生活を体験することになります。また、マネジメントコースの学生も、様々な形で海外に羽ばたきます。4月から語学留学で米国カリフォルニア大学サンディエゴ校に半年間、9月からニューヨーク州立大学Buffalo校に1年間留学する学生がすでに決まっています。カナダVictoria大学へは、特別留学コース学生だけでなく、マネジメントコース学生からの募集も予定しています。
ということで、CUBEは2009年4月に誕生し、2010年4月に二期生を迎え、さらに成長を続けることになります。
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