CUBEの英語教育
CUBEの英語教育

CURRICULUM人を育てる仕組み

「英語で学ぶ」教育で、世界で活躍できる人物を育成。

国際的視野を持ち、国際社会へ積極的に関わり、広く世界で活躍できる人物の育成を目指しているのがCUBEの英語教育。自己表現と国際的コミュニケーションで使える実践的な英語を身につけるため、単に英文法や英会話を習うような授業はありません。国際社会の問題などについて、英語で学び、英語で討論し、英語の文献を読み、英語でレポートを書き、英語でプレゼンテーションする。それがCUBEの英語スタイルです。自分とは異なる考え方や文化を尊重できる、幅広い教養と社会人としてのモラルを兼ね備えた、教養と品格のある国際人を育てます。

ジョーンズ ブレント
CUBE Englishディレクター
ジョーンズ ブレント先生

国際社会に通用する外国語運用能力と教養を磨く

The ultimate goal of the CUBE English program is to help each student develop the skills and confidence to use English as a tool to cultivate themselves and begin sharing their ideas on a larger stage. We believe the most direct path to this goal is through providing as many meaningful “experiences” as possible, and not limiting our efforts to “studying” the language. With this in mind, we are designing various activities that will engage students, link up with current affairs as well as topics they are studying in their other classes, and promote a more natural acquisition of the target language. This is CUBE style. We hope to move students away from depending on translating each word and sentence into their first language, and instead help learners feel more comfortable negotiating meaning directly in English. The CUBE English curriculum will emphasize independent thinking and include activities aimed at developing both critical and lateral thinking skills. This “liberal studies” approach exercises both logical thinking and problem solving, and will nurture a deeper understanding and acceptance of perspectives and values held by people in other regions of the world. To realize these goals we will be adopting and adapting various findings from related fields such as instructional technology and educational psychology. In this way, we hope our English will help students broaden and deepen their interests.

CUBEの英語プログラムが目指す究極のゴールは、学生が英語を使うことで自分自身を磨き、高め、より広い世界で自分の考えを伝えられる技術と自信を手にすることです。このゴールへの一番の近道は、単に言語を習うのではなく、たくさんの有意義な経験を重ねること。そのために、最新の社会問題について考えたり、他の一般教養科目で勉強しているトピックと関連を持たせた、興味深いさまざまな活動を計画しています。英語を自然習得できる学び、これがCUBEスタイルです。私たちは、学生が英語の文章や言葉をひとつひとつ日本語に訳すことなく、英語のまま理解できるようにサポートしていきます。CUBEの英語カリキュラムでは自立して考えることを重視し、問題を深く掘り下げるクリティカルシンキングや多角的な視点で広く考えるラテラルシンキングを上達させる取り組みも実施。こうしたリベラルスタディズは論理的な思考や問題解決能力を高める訓練にもなり、世界各国の人々の価値観や考えを受け入れ、深く理解する心を育てます。また、教育工学や教育心理学など関連する分野からも、さまざまな研究成果や情報を教育プログラムに採用します。私たちはCUBEの英語プログラムが学生の視野と興味を広げ、人間的に成長するよい機会になることを願っています。

CUBEの英語 4つの特長

POINT01
1年次には
毎日英語の授業

ディスカッションやプレゼンテーションなど、英語でのコミュニケーションを中心とした授業で、自然と英語を話せるようになります。

POINT02
ネイティブの先生による
少人数クラス

1クラスの人数は約20人だから、先生は学生全員の名前を覚えています。授業以外でも「English Only-ZONE」で顔を合わせるなど先生との距離が近いため、分からない箇所はすぐに質問できます。

POINT03
自分に合ったレベルで
着実に学べる

学年始めに行う実力テストで、自分のレベルを把握。今の学力に合ったクラスで勉強します。
また、全員がTOEICとGTECを受験し、自分の英語力を客観的に知ることもできます。

POINT04
経済・経営・英語を
バランスよく

国際社会の場で必要とされるのは、英語の能力だけでなく、人間的な魅力や幅広い知識と教養。CUBEでは、さまざまな経験を通して教養と品格ある国際人を育てます。

  • 1年目前期
    科目名 回数(週)
    Speech and Discussion 2
    Global Challeges 2
    CUBE English 1
  • 1年目後期
    科目名 回数(週)
    American Studies 2
    Discussion and Debate 2
    CUBE English 1
  • 2年目前期
    科目名 回数(週)
    Japan Studies 1
    Introduction to TOEIC 1
    Business Communication 1
    European Studies 1
  • 2年目後期
    科目名(一部抜粋)
    Media Studies
    English for Business Contexts
    Studies in Literacy
    Cross-Disciplinary Studies
    英語によるプロジェクト科目

CALA (CUBE Accelerated Language and Academics) プログラム

POINT01

2021年度から始まったCALAプログラムでは、留学やビジネスシーンで必要な高度な語彙力を培うことのできるAccelerated科目(CALA)2コマを1年次から必修のCore科目に追加して履修できます。

POINT02

定員制の選抜クラスでディスカッションやグループワークを英語で行い、Core科目のみを学ぶよりも速いスピードで知識と会話のスキルを向上させます。グローバルな課題にも取り組み、多文化理解に必要な教養を習得して、海外留学や英語を活かしたキャリアを目指すことができます。

POINT03

使用する教材はCUBEがアレンジ。難解な単語はNGSL・NAWLと呼ばれる実用頻出単語リストの単語に置き換えてあるため、内容が理解しやすくなり、苦手意識なく取り組むことができます。

※NGSL (New General Service List) とは一般英語の頻出英単語リストで、NAWL (New Academic Word List) とは研究者・大学院生向けの英単語リストです。NGSLのみでも一般的英文の90%を、NAWLと合わせると学術的英文の92%をカバーできます。

英語科目以外にも、英語に触れる機会があります

2年次以降英語関連授業

2年次以降英語関連授業(選択科目)

・Media Studies ・English for Business Contexts ・英語によるプロジェクト科目など。

海外留学

海外留学

自身のレベルや希望に合わせた海外留学。アカデミック留学、奨励留学。

English Only-ZONE

English Only-ZONE

会話も掲示物も全て英語で行うスペースがキャンパス内にあります。留学生との交流イベントなどで、英語をより身近なものに。

海外フィールドワーク

海外フィールドワーク

夏季休暇等を利用して、海外ビジネスや国際援助等の現場にとび込みます。

4つの特長を反映して、英語の総合力を養う科目

外国語科目の概要

Global Challeges

環境問題や貧困、核兵器、地域紛争、民族対立など、人類共通のトピックを取り上げて地球規模の問題を英語で学びながら、英語での読み・書き能力を育成。さらにテーマに関連した映像を見て、自分の意見をプロセスに従いながら英語で複数のパラグラフでまとめ、発表する能力も育成します。

Business Communication

将来、国際的なビジネスシーンに対応できる力をつけるため、ビジネスに関する英語の読み・書き・話し・聞く技能を習得。中小企業の調査や新たなビジネスの可能性を英語で書いて発表します。プロジェクトを体得しながら、ビジネス英語を使って交渉し、発表する能力も伸ばします。

Speech and Discussion

オーラル・コミュニケーション、パブリック・スピーキング、問題解決のためのディスカッションの基礎概念を学び、その技能を習得。スピーチの内容と発表方法にも焦点を当て、即興スピーチも体得します。またグループ・ディスカッションで自己表現能力を磨き、司会進行の能力も身につけます。

American Studies

アメリカの文化、コミュニケーションスタイル、価値観などに関する英語テキストや新聞、雑誌、インターネットサイトを精読・多読し、リーディングスタイルの基礎を育成。読んだ内容について自分の意見を表現するライティング能力も養います。また、多文化複合社会である米国を国際レベルで分析しながら学びます。

European Studies

ヨーロッパの歴史、文化、政治、社会、経済の発展概要を英語で学び、調査研究。グループ・ディスカッションや研究プロジェクトのため、ヨーロッパに関する講義、読み物、映像などを英語で学びます。さらに学んだ内容に関する自分の意見を複数パラグラフにまとめて英語で発表する能力も養います。

Japan Studies

日本の歴史、文化、経済、技術、日本人の行動様式などについての理解を深め、関連トピックを取り上げて、英語で読む・書く・発表する能力を育成。英語でのグループ・ディスカッションや研究プロジェクトのため、日本に関する英語文献を読み、日本について英語で表現できる力を磨きます。

特別留学コース英語科目

受験生の方のためのQ&A

CUBEで英語を学ぶと、英語を話せるようになりますか?

全員が、1年生から2年生の前期まで毎日英語の授業に参加します。先生との会話や、課題の連絡もすべて英語で行われるため、入学当初は戸惑うこともあります。
しかし、毎日1度は必ずネイティブの先生の英語を耳にするため、次第に耳が慣れて、自然と英語でのコミュニケーションができるようになります。

高校と大学では、英語の授業は違うのでしょうか?

高校での英語の授業は教科書の和訳をして、先生と一緒に訳を直したり、受験のために文法をひたすら覚えたり、という内容が多いと思います。ALTの授業で海外の先生と話すこともありますが、それも週1回程度で英語を話す機会は多くありません。
CUBEでは、英語を使ってさまざまな社会問題の解決策を考えて発表したり、英語圏の文化や経済事情を学んだり、自分の考えを英語で表現する機会が多くあります。
受験勉強のように正解を覚えるのではなく、英語を話す機会や今まで知らなかった海外のことを知る機会も多く、刺激的で毎日の授業もあっという間に感じるはずです。

先輩たちの英語レベルはどのくらいですか?

入学時の英語レベルは人それぞれです。なかには、高校の英語科でしっかりと英語を勉強していて、初めからネイティブの先生と英語で会話できる人もいますが、そんな人ばかりではありません。
入学当初に英語のクラス分けテストを行い、自身のレベルに合わせたクラスで英語を勉強します。1クラス20人程の少人数クラスで、先生は親しみやすく、クラス全員の名前を覚えてくれるので、自分が納得できるまでとことん質問して、分からない箇所は学校にいる間に解消しましょう。
また、全員が1年時と2年時にTOEICやGTEC等の試験を受験し、英語力を客観的に知ることができる仕組みになっています。

宿題はどんな内容ですか?

英語で書かたれた本を読んで内容を要約したり、海外の映像を見て感想をエッセイにまとめたりします。
他にも、4、5人のグループで英語の文献やWebサイトを調べて、授業中に英語でプレゼンテーションをすることもあります。

英文科や外国語大学との違いはどんなところですか?

英文科や外国語学部ではカリキュラムの中心が英語ですが、CUBEでは経済・経営・英語をバランスよく学ぶことができます。
外国の知識や情報、文化などを吸収し、将来、留学やグローバルにビジネスを実践するため、英語の授業中はもちろん、English Only-ZONEで留学生との交流イベントに参加するなど、さまざまなシーンにおいて英語で学び、英語でのコミュニケーション力を身につけることができます。

甲南大学
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