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CURRICULUM 人を育てる仕組み

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海外留学プログラム

現地で経済・経営を学ぶ!優秀な海外留学生と深く付き合って見えてきた、自分の実力と課題。 体験者:新井 雄己(あらい ゆうき)、特別留学コース。留学先:カナダ ビクトリア大学

留学情報

留学期間
2011年8月~2012年4月
選択した授業
前期:Business skills (COM206), Management Finance(COM240), Financial and Management Accounting (COM270), International Environment of Business (IB301).
後期:Canadian Business Environment (COM290), Business Law(COM302), Fundamentals of Marketing (COM250), Organizational Behavior (COM220).

自分はどれだけ通用するのか?現地学生に揉まれて、試してみたかった。

Q
留学前から決めていたことは?
新井

今回の留学で絶対に実行しようと決めていたのは、形のある結果を残すことと人脈を作ること。そして、楽しみにしていたのは、海外で自分の力がどれだけ通用するのか、異文化に置かれたときの自分はどんな人間であるかを知ることでした。
英語に関しては自信があったので、生活や授業への不安は特になかったです。

Q
クラスメートの構成は?
新井

最初の夏期講義では、3人のドイツ人以外、全員が中国人で驚きました(笑)。でも、学期が始まる9月になると、一変して現地のカナダ人学生とヨーロッパからの留学生に囲まれての授業になりました。
特に仲良くしていたのはヨーロッパの留学生でしたが、彼らはかなり評価の高いビジネススクールの学生だったので、学ぶことが多かったです。

Q
優秀なヨーロッパ留学生たちから学んだこととは?
新井

彼らはとても遊び好きで気が合ったのですが、オンとオフの切り替えがとてつもなく上手いんですよ。独自の勉強法やライフスタイルを確立していて、無駄のない時間の使い方に感心させられました。

他人に流される事無く、自分の目の前の課題に取り組むためにYes, Noをはっきりさせる等。自分に足りないところはここだなと実感しました。

彼らと同じ感覚で生活していると、自分の勉強が遅れそうになるので、夜など一人になった時間に集中して自習しました。でも、「どれだけ一人にならないかに徹する!」と自分で決めていたので、勉強時間を確保するのは大変でしたが(笑)

Q
「一人にならないことに徹する」とはどういう意味ですか?
新井

今回の留学目的の一つは「人脈をつくる」ことだったので、「どれだけ動いていられるか、どれだけ一人にならないか」を自分の課題にしていました。9月の学期が始まると同時にヨーロッパの学生の集団に飛び込み、そこからは誘いは一切断らない。自分の勉強時間は夜中でもいいと決めたんです。

勉強はいつでもできるけど、友人との交流は今しかできないので、できる限り自分一人の時間は減らしました。おかげで深い人間関係を築くことができたし、英語もさらに上達し、結果的には講義も難なくこなせるようになりました。ハードだったけれど、これほどアクティブに動いていなかったら、この留学はつまらないものになっていたと思います。

英語はできても、母国のことをまだ知らない自分がいた。

Q
どんな授業を選択したのですか?
新井

経済学部に留学したので、授業の多くはビジネス関連のものです。会計学、組織論、マーケティング、国際ビジネス、ビジネススキルなどを受講しました。
そのなかでも印象的だったのは「Business Law」と呼ばれる法律の授業。学期末にあった「模擬裁判」では、学生が原告、被告、裁判長の立場に分かれ、ケースを通して裁判を行います。僕はカナダ人のパートナーと共に原告の立場に立つことになり、裁判に勝つために毎晩遅くまでミーティングを重ね、さまざまな法律を用いてケースを読み解いていきました。結果、裁判に勝つことができましたが、勝利したことよりも、結果までのプロセスで法律の楽しさを知ったり、話術で相手を負かしていく状況に興奮したことが印象に残っています。

Q
英語で議論できたことは、自信につながりましたね。
新井

そうですね。でも、自分の勉強不足を痛感したこともありました。休暇中に欧米人30名ほどとハワイに行った時のことです。僕は家族と何度も訪れていたので、観光名所や隠れ家的なスポットなどは熟知しているつもりでした。
でも一つだけ、彼ら欧米人は熟知していて、僕だけが知らないことがあったんです。それはパールハーバーのこと。日本とアメリカの戦いであるこの歴史的な事柄について、彼らはまるで自国のことのように議論を始めました。当然、唯一の日本人である僕に意見を求められたのですが、私はあまりにも知識がなくて堂々と発言できなかったんです。これはかなり衝撃的で、その日の夜、先生にメールで相談しました。

Q
なるほど。議論するためには英語力だけでなく、知識や自分の考えも必要だと。
新井

そのとおりです。海外から来ている留学生たちの勉強に対する姿勢や熱心さを目の当たりにして、今の自分の未熟さと無知を実感しました。コミュニケーションするためにもちろん英語力は欠かせないものですが、自分から発信できる中身も必要。もっと努力して学んで、自分の力をつけたいと思っています。

自分の意識が高くなって、満足することがなくなった。

Q
一年間の留学経験で、自分にどんな変化が起こりましたか?
新井

自分自身の意識がかなり高くなって、満足することがあまりなくなったと思います。この留学をとおして、自分の未熟な部分を実感した反面、頑張れば追いつき追い越せるということもわかりました。自分が努力した分だけ、世界でも戦っていけるんだという自信も得られました。

Q
そのように自分で確信できたことが大きな財産なのでは?
新井

そうです。これは自分のなかで大きな意味がありました。自分で体験するからこそ、理解したり納得できることはたくさんあると思います。情報が発達した今は、勉強したりテレビで観たりして異文化の情報も多く手に入れることはできますが、それは単に表面的なことでしかないと思います。
留学のあとに、ヨーロッパの友人たちを訪ねて欧州一人旅に出た時にも、文化を自分自身で体感することができました。例えば、北欧は「寒さと暗さを紛らわすために明るいインテリアが多い」ということは知っていましたが、現地での寒さと暗さを体験することで北欧のインテリアの明るいデザイン性の意味を自分なりに理解できたと思っています。

Q
これからチャレンジしていきたいことは?
新井

将来は父親の事業を継承していく予定ですが、海外には出ていきたいと思っています。そのために、留学をして海外の人脈を作ったり、異文化でも戦えるような基盤づくりをしたと思っています。こうした経験を無駄にしないような生活を送り、将来の事業継承と展開に役立てたいと考えています。
事業のことや海外展開は大きな目標ですが、いつかは家族や友人たちから「やっぱおまえすごいなぁ」と言ってもらえるような人になりたいと思います。

「特別留学コース」の教育プログラムについて

留学スケジュール

2011年:8月 夏期講義に参加、9~12月 前期の授業。2012年:1~3月 後期の授業、4月末 テスト期間

留学生活について

Q:CUBEの特別留学コースを選んだ理由は?
海外の大学で現地の学生と一緒に講義を受けられる。しかも1年間、というのがとても魅力でした。学校は、ニューヨーク州立大学バッファロー校(UB)とUVicの2校から選べるのですが、僕は日本人やアジア人が少ないビクトリア大学を選びました。
Q:勉強以外の過ごし方は?
テニスチームの練習に参加したり、友人とゴルフに出かけたり、サッカーチームを結成したりと、かなりアクティブに動いていました。サッカーは同じ留学プログラムの14ヶ国28名でチームを結成して、大会へ向けて一生懸命練習していたんですよ。だから、ただのチームメイトというだけでなく、苦楽を共にした大事な仲間という関係性も築くことができました。